労働者派遣法

派遣法についていろいろ調べてました。
今の派遣法さえも、わかりにくいし窮屈だし、悪法だと思うが、多分今度の選挙で勝つであろう民主党の改正案を見たら、もっとヘンに思います。
http://www.dpj.or.jp/news/files/090513hakenho_hikaku2.pdf
線ぐらいきれいに引いてくれというのはおいといて(笑)
派遣というビジネス、ニーズがあったからこそここまで大きくなったんだと思う。つまり世の中の役に立ってきた。
にもかかわらず、年越し派遣村などのパフォーマンスの影響か、犯罪者などに悪意をこめてつけられる肩書き「元派遣社員」などマスコミの影響か、なんか派遣会社を目の仇にしている、悪者扱い(例えば「マージン開示」なんてケツの穴覗くみたいで下品だ)。そういう目線で場当たりな?改正案を考えることがどうなのか?
そもそも、これで救われる人が多少出るかもしれない。だが、これによって救いきれないもっと多くの人が救われるチャンスはますます減るように思えてならない。
 
変な話だけど、派遣での就業者が不安定なのが悪いというより、バランスの問題で、こんな世の中で正社員が安定的すぎて、どうしようもなくしわ寄せが派遣就業者にばかり行ってしまうのが問題であり、もっと正社員の立場を法的に不安定にすべき(へんな言い方だが)という考え方もあるのでは?
でもそんなこと言うと選挙負けちゃいますからね。
正社員が法的にもっと不安定になったら、正直自分だって若くないから怖い・・・でも、派遣で就業している人はそういう環境に身をおいてるんだよなあ。
 
ではどうするのかと、テメエさえよければいいと常日頃思いがちな自分が、あえてそういう思いを抑えに抑えて考えるならば、自分の首を絞めかねない話にはなるけれど、正規雇用者の給料を柔軟にダウンさせるような仕組みが要るのかもしれない。痛いけれど、クビよりはマシだろう。そして、派遣労働者へのしわ寄せを最低限に抑える。でもというかそのかわりというか、ここにあるような、規制による派遣労働者のヘンな保護や派遣先へのヘンな禁止はない、というのはどうだろう。
・・・そして、そんな流れを国が上手に促す方法はないのか?
 
※私は派遣会社の人間ではありません。
※いつもに増して悪文(^_^;)