<厚労省調査>企業の3分の1 若年者の正社員雇用せず

 企業の3社に1社が若年者(30歳未満)を正社員として雇用していないことが、厚生労働省の若年者雇用の実態調査で分かった。派遣、請負労働など非正規雇用の需要が高まる中、若年者の正規雇用が厳しい状況にあることが浮き彫りになった。一方、景気回復と団塊の世代の大量退職を前に、今後3年間の採用計画で若年正社員を「増やす」とした企業が「減らす」を大きく上回るなど、若年者の正規雇用にも明るい兆しが見えてきた。
 調査は、若年者雇用について、従業員30人以上の7519社を対象に実施、3911社から回答を得た。直近1年(04年10月〜05年9月)で若年者を正社員として採用したのは64.2%で、35.8%は正社員採用をしなかった。02年からの過去3年間の動向の調査では、1999年からの3年間と比較して若年採用が「増えた」としたのは26%、「ほぼ同じ」が37.5%。これに対し「減った」は26.5%、「6年間採用なし」が8.7%だった。
 若年者雇用を巡る問題点については、採用を増やした企業でも25.3%が「技能伝承に不安」と答え、減らした企業では技能伝承の不安(27.7%)に加え、27.9%が「社員の熱意・活気の低下」を挙げた。今後3年間の採用については、「増やす」が36.4%、「ほぼ同じ」が43.8%で「減らす」(6.1%)、「採用しない」(13.3%)を大きく上回った。【東海林智】
毎日新聞) - 8月22日20時13分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060822-00000077-mai-soci

・・・タイトルがなんか変。そして、最後の「問題点」というのは調査から何が調べたいのか不明。私の読解力のなさによるものか?
ただ、採用計画はいろいろな指標となりますね。当面、世の中いい感じだ(きわめて安易な解釈(笑))
とにかく確保に走った後、今度は定着、がひとつのテーマになってきますね、実際のところ人事担当者には今に限らず常にそうなわけですが。
たとえば、ブラザー制度とかメンター制度とか言われている制度はいろんな会社で導入しているかと思いますが、勝手に思うには今の若者気質にあってない気がします。あってるとか、あってないの問題じゃないよ・・・かもしれませんけど、このあたりが知恵の出しどころなんでしょうか。
そういう意味での「寮」復活なんていう会社はあるのでしょうか?寮は会社にとってはそれなりの意味を持つと思います。ただ、そういう教育的な観点では、あまりにワンルームマンションっぽいのでは意味がなく、食堂とか休憩スペースとか、先輩後輩がコミュニケーションとりやすい形にしないと意味がないかもしれません。とすると、こちらも若者気質にはあってない気はします。難しいです(^_^;)
媚びる必要はありません。しかし・・・