<ダイナマイト>田村、後輩・桜庭に勝利も謝罪 ボブ・サップはOZMAプロデュースの「キン肉万太郎」を一蹴


1月1日3時0分配信 毎日新聞
 大みそか恒例の格闘技イベント「Dynamaite!! 〜勇気の力2008〜」が31日、さいたまスーパーアリーナさいたま市)で開催された。いずれもプロレス団体「UWFインターナショナル」に所属していた田村潔司選手と桜庭和志選手の対戦は、先輩の田村選手が判定勝ちして面目を保った。また、歌手のDJ OZMAさんが特別プロデューサーを務めたキン肉万太郎選手は、ボブ・サップ選手に完敗した。【デジタルメディア局】
 会場には08年末で引退を表明していた歌手のDJ OZMAさんが登場。キン肉万太郎選手の試合を前に、ヒット曲「あげ♂あげ♂EVERY☆騎士」を熱唱して会場に華を添えたが、試合は対戦相手であるボブ・サップ選手の勢いに押され、コーナーでパンチの連打を浴びたキン肉万太郎選手のレフリーストップ負けという結果に終わった。試合後の会見でボブ・サップ選手は「(マンガ『キン肉マン』を模したキン肉万太郎選手にとって)これが現実だ。マンガにとっては悪夢だが」と余裕の高笑いを見せた。
 08年のK−1ワールドMAXで優勝した魔裟斗選手と最後まで王座を争ったアルトゥール・キシェンコ選手と佐藤嘉洋選手の試合は、手数と鋭いキックで試合をリードしたキシェンコ選手が判定勝ちをおさめた。また貧しさの中で格闘技にすべてをささげ「戦うフリーター」の愛称で知られる所英男選手は、同じ総合格闘技出身の中村大介選手と対戦し、試合開始2分で腕ひしぎ逆十字をきめられ、大方の予想をくつがえす、まさかの敗北を喫した。
 今大会は立ち技系出身の選手と総合格闘技出身の選手がK−1ルール(立ち技系)で戦う試合が多かった。武田幸三選手対川尻達也選手の試合では川尻選手が、武蔵選手対ゲガール・ムサシ選手の試合ではムサシ選手が、それぞれKO勝ちをおさめるなど、軍配は総合格闘技出身の選手に上がる結果となった。武田選手は試合後の会見で「(川尻選手との)試合を甘く見ていたのでは」という記者の問いに「ぼくがそんな選手に見えますか」と苦い表情でこたえ「客観的に見ると(立ち技専門の自分たちが負けたのは)プライドにかかわる問題だ」と悔しさをにじませた。また、08年12月の「K−1 ワールドグランプリ」決勝戦で対戦相手を踏みつけるなどして、前代未聞の失格負けとなったバダ・ハリ選手も、総合格闘技出身のアリスター・オーフレイム選手と対戦し、1ラウンド中盤、オーフレイム選手の左フックを顔面に受けてKO負けを喫した。
 メーンイベントは、プロレス団体「UWFインターナショナル」の先輩後輩の間柄である田村潔司選手と桜庭和志選手の試合だった。試合は果敢に攻める田村選手の優位に進んだものの、マットに組んだまま互いに動けないこう着状態がたびたび続き、レフリーから両選手にイエローカードが出されてしまう。結果は田村選手の判定勝ちだったが、試合後、田村選手は「たいへん申し訳ありません。選手は試合がすべてだと思うので、気を引き締めてがんばりたい」と観客に謝罪した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090101-00000000-maiall-fight

関節技
関節技狙いの選手は、よほど詳しいファンでないと伝わらないと思うのですが、それでも青木や中村大介を見ているとすごいと思います。一芸?を磨いていくほうがこれからは面白いのかもしれないと思いました。
しかし、これでアルバレスの商品価値暴落?となるのでしょうか。少なくとも私にとってこの人の魅力は半減してしまいました。関節技というのはなかなか難しいと思います。
関節技が得意というのはテレビを考えると日本人にのみ許された特権かもしれません。
キックの選手が不調
キックボクシングの選手が、自分の土俵で総合の選手に負けまくりました。しかも、バダハリ、武蔵、武田・・・キックの選手にとっては、総合の選手はへんな戦い方?でやりにくいのでしょうか。しかし3人とも精彩のない戦い方に見えました。ほんとはやりたくなかったのでしょうか。まあそれはあるかも。あと、今後は「遺書」はテレビでは見せないで欲しい。ああいうのは見ていて気持ちのいいものではないです。
シュルトはあれでいいのか
いつもこれでいいのかと思うのがシュルトの扱いです。今回は大味な総合格闘技を見せてくれましたが、彼の三角締めにどれだけの魅力があるのか。
いっそのことK-1離れてボクシングを目指してみたらどうかと思ってしまいます。マット・スケルトンのような例もあります。クリチコ兄弟やワルーエフにも身体的には対抗できます。