アーバンコーポが再生法を申請、今年最大の倒産で負債総額2558億円

8月13日19時18分配信 ロイター
 [東京 13日 ロイター] アーバンコーポレイション<8868.T>は13日、東京地裁民事再生法の手続き開始を申請したと発表した。同地裁は保全処分命令と監督命令を出した。同社の発表では7月末時点の負債総額は2558億円で、東京商工リサーチによると今年最大の企業倒産となる。午後7時から房園博行社長らが東京証券取引所で記者会見する。
 東京証券取引所は発表を受けて、アーバンコーポを9月14日付で上場廃止にすると発表した。8月14日から9月13日までは整理銘柄に指定される。
 同社によると、米国でのサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題に端を発した世界的な金融市場の混乱と信用収縮により、日本の不動産投資市場が低迷、新規融資や短期借入金の借り換えが困難になるなど資金繰りが急速に悪化した。開発済み不動産の売却も困難になったとしている。外資系ファンドなどによる増資引き受けや提携などを模索したものの、不調に終わった。
 今後、再建を支援するスポンサーを速やかに選定する。主力取引銀行は広島銀行<8379.T>。同社は1990年、分譲マンションの企画販売を目的に創業。不動産流動化事業、マンション事業、アセットマネジメント事業など業容を拡大した。
 不動産市況の低迷に伴い、新興デベロッパーの経営環境は急速に悪化している。中堅デバロッパーの一角を占めたゼファー<8882.T>も7月、民事再生法を申請。負債総額は約950億円だった。帝国データバンクによると、08年上半期の不動産業の倒産件数は前年同期比7.5%増えた。建設業の倒産件数は同16.2%増となった。
最終更新:8月13日19時18分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080813-00000394-reu-bus_all

迷った挙句、このニュースを残しておこうと思いました。
この会社にはいろんな思いがあります。
正直、けっこうやられました。これがなきゃもっといい生活が・・・(笑)
しかし不動産はわからないです。
だって、この前の決算、最高益更新だったはずです。
おそろしいほどに環境の悪化に影響されるというか。そして極端。
サブプライム・不動産不況・反社会勢力・・・どれが理由かと言えば、やはり合わせ技でしょう。
反社会勢力、は大きいですが、ここ数ヶ月急にそういう輩とつながったわけではない。3年前に遡り、こうなることを予想した人はまずいないでしょう。
私はこの業界にまったく明るくないですが、どうも根っこを張らずに無茶に背伸びしてるような、異常な印象を受けます。ついこの前までは独立→成功という典型的勝ち組だったわけですが、こういう人たち、出身企業がどうも・・・な人が多い気もします。まあわからないで書いてるのでこの辺にします。