高橋尚子北京アウト…それでも現役続行


3月10日10時37分配信 デイリースポーツ
 「名古屋国際女子マラソン」(9日、瑞穂陸上競技場発着)
 北京五輪代表を目指していたシドニー五輪金メダリストの高橋尚子(35)=ファイテン=は9キロ過ぎに大失速し、2時間44分18秒の27位と惨敗。2大会ぶりの五輪出場は絶望となった。レース後、高橋は昨年8月に米国で右ひざ半月板の手術をし、練習不足だったことを告白した上で「まだやりたいことがある」と現役続行を表明した。2009年の世界選手権(ドイツ・ベルリン)を視野に入れつつ、12年ロンドン五輪への挑戦にも含みを持たせた。
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 信じられない事態が起こった。スタートからわずか30分強。9キロ過ぎで事実上、高橋の北京への夢が消えた。アテネ代表・坂本ら豪華メンバーがけん制し合い、脱落するはずのない5キロ・17分50秒台のスローペース。ズルズル失速する高橋の姿に、誰もが目を疑った。そのまま最後まで浮上することはなく、自己ワースト記録で何とか27番目で走りきると、一礼して声援に右手を振った。
 「やっちゃいました。これが今の実力」。国民的ヒロインは会見場で、おどけながら口を開いた。そして笑みを浮かべたまま、ケガとの壮絶な闘いを初告白。それは今大会2日前、におわせていた“ハプニング”の正体だった。「昨年8月に右ひざの半月板を手術した。ベッドから起きて松葉づえで歩くところからのスタートでした」。
 5年前からの持病が悪化したのは昨年7月初旬。一時はメスをためらったが、米国ボルダーで手術した。患部3カ所に穴を開け、半月板の50%を内視鏡で切除した。それから約7カ月。40キロ走などはこなしたが、スピード練習はできなかった。痛みは残り、完走が精一杯。加えてレース終盤に体調不良を起こし、突然コースを外れてトイレに駆け込むアクシデントにも見舞われた。
 だが、走ることへの情熱の炎はまだ燃えている。高橋は「引退という声も上がると思うけど、まだまだやりたいことがある。『走らせてください』とファイテンの社長にもお願いした」と瞳を輝かせながら現役続行を宣言した。あきらめなければ夢はかなう。Qちゃんは笑顔で再び立ち上がる。
最終更新:3月10日11時26分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080310-00000019-dal-spo

この人にはぜひがんばって欲しいと思っていましたが・・・
本当のこの人はQちゃんとか言われてニコニコして優等生発言とするような人ではなくて、いい人には変わりないけどかなり強情で自己中心的で気が強いのではないかと思います。そんなこともあって、日記などにも高橋をなかなか「Qちゃん」と書けないです。
私はそのあたりはどうでもいいから、とにかく勝って欲しかったです。
高橋のいいところは「一番じゃなくちゃ気に食わない」と考えることです。途中から単なるメダル狙いとか入賞狙いに切り替えたりしません。やっぱり魅力的です。実力がないとそういう発想って出来ないじゃないですか。その辺は野口にはあるけど、そしてこの前の福士には感じたけど、土佐をはじめとする他の選手にはちょっと感じません。
他の選手ですが・・・私には意外と大島に期待していました。相変わらずのトラック選手贔屓です(笑) もちろん弘山もそういう意味ではまさにトラックの代表選手だったような人だし尊敬に値する選手ですが、すでに何度もマラソンやってますし・・・・・坂本はまったくわかりませんでした。原、大南、個人的には失礼ながらあまり関心なく・・・・・。
  
で、結果ですが、ぜんぜんだめでしたね。
調整失敗なのか実は怪我なのかわからないけど、なんか精神的にやられてないかと思わなくもない・・・謎です。
なんか昨年8月に膝の手術とか報道されていますね。
でも、10日前?40KMのタイムトライアルでいい走りしたとか言われています。
そうやって考えると、やっぱり調整の失敗かなと思います。私なんかには一流の競技者のそういうハイレベルな次元でのことは想像でしかないですが。
ただ、やっぱり周囲が・・・自分のことは自分が一番よくわかっている・・・ワケじゃないでしょう、一流の競技者に限って言えば。彼女にとって、自分よりも自分を知る人がいない。これはやはり痛いでしょう。
チームQと言うんですか、あれって、一見自分のやりたいことをやりたいように・・・と見えますが、むしろ逆じゃないですか。チームのメンバーたちを食わさなきゃいけないし、スポンサーとか付いてるだろうからその意向もあるでしょうし。
むしろ以前のような小出監督に管理されている状態なら、一見小出のロボットのように見えても、実際は邪魔になることは小出さんがきっちり抑えてくれる。
独立しなけりゃなあ・・・とは思いますが、4年前の代表選考の時の小出作戦?の失敗の恨み?やら、周囲のいろんなそそのかしなどあったのでしょうね。一般人にはわからないくらい、カネになりそうな人間にはいろんな奴が群がるんだろうと思ったりします。
とにかく、これらは自分で選んだんだからこの結果は受け入れなきゃいけませんよね。これからはマスターズ(というか、格闘技で言えばオヤジファイト?)扱いでしょう。
 
そしてよく知らない人が優勝しました。
単に私が知らないだけでまぐれなどでなければいいですが、かつての小鴨みたいにまぐれで代表になると、オリンピックで結果出せないだけでなく、その後もあまりよいことがないように思います。
それでも、決められた大会で結果出した人が選ばれるべきだと思いますが。