ゲイ パウエルに圧勝!最速証明9秒85


8月27日10時34分配信 デイリースポーツ
 「世界陸上・大阪」第2日(26日・長居陸上競技場)、世紀の一戦となった男子百メートル決勝では、タイソン・ゲイ(25)=米国=が、世界記録保持者のアサファ・パウエル(24)=ジャマイカ=を破って9秒85で優勝。パウエルは3位に終わった。五輪、世界陸上を通じて75年ぶりとなる決勝進出を目指した朝原宣治(35)=大阪ガス=は、準決勝で敗退した。女子四百メートルでは、日本記録保持者の丹野麻美(21)=福島大=が、女子短距離種目での日本選手初の準決勝進出を果たした。男子四百メートルハードルでは、成迫健児(23)=ミズノ=が準決勝で敗れた。
 人類最速の男を力でねじ伏せた。昨季、パウエルに直接対決で5戦5敗のゲイが、9秒85の好記録で初めてパウエルを下した。「今日のこの瞬間を待ちわびていた。すばらしいレースだったよ」。星条旗を背負ってウイニングランを終えたゲイの口調から、感激の思いがほとばしる。世界記録は届かなかったが、勝利の味は格別だった。
 「長い戦いだった。どうしたら(パウエルに)勝てるか。それだけに集中してきた」。言葉どおり、レースでも冷静沈着を貫いた。スタートはパウエル。「パウエルが飛び出したのに反応できなかったが、母の声を思い出して冷静になろうと思った。このレースの中で真価が発揮されるんだと…」。中盤でパウエルに追いつくと、一気にゴールまで加速した。
 昨年は9秒台を6度もマーク。急成長した新星だが、記録とは無縁だった。パウエルの世界記録9秒77を上回る9秒76をマークした今年6月のニューヨークGPは、追い風参考記録。また全米選手権では、逆に向かい風で9秒84。好条件なら世界記録も夢ではなかったが、自然の力には勝てなかった。
 それでも、大舞台まで集中力を持続できたのは、偉大なライバルの存在があったからだった。「パウエルの存在があったから今日勝てた。ライバル対決はこれからも続く」。
 世界王者の胸には「USA」の文字。過去10度の世界陸上は、米国選手が7度優勝している。カール・ルイスモーリス・グリーンら数々のスーパースターを生んだ陸上大国の8人目の百メートル覇者が、次に目指すのは二百メートル、四百メートルリレーでの今大会3冠。そして、もちろん、ライバルから“世界最速”の称号を奪いとることだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070827-00000007-dal-spo

織田裕二が「ゲイ!」と興奮する、というネタは置いといて(笑)
○ゲイが100M優勝…予想はずれ
パウエルが勝つと思ってました。根拠はありません。パウエルのほうがでっかく見えたので。単なる体格差ででっかく見えるのが当たり前だっただけでした。ゲイのほうが冷静だったようです。アメリカ選手のほうが修羅場くぐってるんですかねやっぱり。
○朝原準決勝敗退…予想通り
1次予選がよかったので準決勝にはいくと思ったけど、準決勝7番くらいかと思いました。ぜんぜん無理ですよ。カスってもいません。惜しいというのは400Mハードルの成迫のようなのを言います。
○為末予選落ち…予想はずれ
準決勝で負けると思ってましたが。ラストで失速。
最後のハードルあたりはどんな練習積んだ名選手でもバテて思うように動かず大変なんでしょう。恐い種目です。優勝候補のジャクソンも、準決勝で最終ハードル歩数が詰まって初心者みたいになって失速&ハードルを引っ掛けたというより蹴倒し、敗退。
しかし、ちょっとここのところ為末、自分を見失ってませんかね?自意識過剰というか。
○成迫準決勝敗退…予想通り
でも、もうちょっとで決勝。ホント惜しかった。予想通りでざんねん。
○女子10000M福士10着…予想はずれ
メンバーからしてぎりぎり8位入賞するかも、と思いました。靴が脱げたのもあるけど、なんでラスト近くで給水取ったのだろう。しかも飲んでないみたいだった。無意味に距離を損したように見えました。
しかしディババは強すぎです。
○女子400丹野準決勝進出…予想通り
期待も込めてでしたが。さすがです。でも準決勝は7着OR8着でしょう。
○女子幅跳び池田予選落ち…予想通り
これ、まだ見てませんけど・・・
2ヶ月前なら期待できたのですが、ピークがずれてしまいました。ざんねんです。
○室伏の決勝進出は、当たり前なので予想もクソもありません。この人は、優勝かどうかを予想すべき。一応、金以外のメダルを予想。金とって欲しいけど。
○女子の800の準決勝が凄かった。見ごたえありました。ひょっとすると、もう気力が尽きてしまって決勝ではいい走りのできない選手が出てくるかもしれません。