男子マラソンはキベト、日本勢は尾方剛が5位…世界陸上


8月25日9時50分配信 読売新聞
 陸上の世界選手権大阪大会は25日、開幕を飾る男子マラソンが大阪・長居陸上競技場を発着とする42・195キロで行われ、日本勢は前回大会3位の尾方剛中国電力)が2時間17分42秒で5位に入ったのが最高だった。
 2時間15分59秒でゴールしたルーク・キベト(ケニア)が初優勝を飾った。
 大崎悟史(NTT西日本)が2時間18分06秒で6位、諏訪利成日清食品)が2時間18分35秒で7位に入賞した。
 上位3人の合計タイムで競う団体(メダル対象外)で日本は3大会連続の1位。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000003-yom-spo

メンバーが今ひとつでした。日本で見ても世界で見てもトップクラスがいない印象がありますので。マラソンランナーにとっては、オリンピックでもなく賞金レースでもない世界選手権はそれほどプライオリティが高くないのかもしれません。ましてこのクソ暑い中、大きなダメージを負う危険性も考えるとオリンピックへあと1年ということもあり回避してもおかしくないです。
日本人選手がなぜ今ひとつなのかを言ってしまうと・・・彼らは駅伝で区間賞が取れない選手だということでしょうか。要は、スピードがないということです。トラックの10000Mは仕方ないとしても、20KMくらいでもそんなに強くない。そのへんが、今回出ない高岡なら期待ができるのですが・・・
で、テレビで見てましたが、日本選手、もっとも「離されてはいけない」場面で離されました。最後よく粘ったけど、結局、これはよくて銅メダル狙いのレースなんですよね。これが金メダル狙いなら、大事な場面で下がらない。でも、一発あてるか下手すれば燃え尽きて十何位まで落ちるかの賭けになります。高岡ならそれができる人だけど、この人たちにはそれはできないんです。
だから、実力からすればすばらしい結果だと思います。立派です。