福士、北京でマラソンに挑戦も


日刊スポーツ - 2007/8/24 9:32
明日25日に開幕する陸上の大阪世界選手権で女子5000、1万メートル代表の福士加代子(25=ワコール)が、北京五輪へ向けてマラソンに挑戦する可能性が出てきた。永山忠幸監督(47)が23日、マラソン転向について今大会後に「本人と話し合う」と明かした。参戦すれば北京五輪のマラソン代表争いは激化が必至だ。また神戸市内で日本代表の結団式が行われ、男子マラソン代表の尾方剛(34)は2大会連続のメダルへ決意を語った。
 大阪で福士が、大きな分かれ道を迎える。永山監督は、日本選手団結団式に福士とともに出席。北京五輪への方向性を聞かれ「トラックにこだわるのか、距離を延ばすのか、大会後に本人と話し合う」と明かし、マラソン転向の可能性を示した。今大会の結果を踏まえ、決断を下すことになりそうだ。
 今大会では北京五輪の参加標準記録Aを突破して入賞すれば、トラック種目での五輪代表に内定するが「(内定しても)お断りするかも」と同監督。仮に転向する場合は、準備期間などから、来年1月の大阪国際女子マラソンへの出場が有力視される。
 福士は3000、5000メートルとハーフマラソン日本記録を持ち、1万メートルで日本選手権6連覇などトラックの女王として君臨してきた。だが、世界選手権では03、05年の11位が最高と、アフリカ勢ら世界の壁を破れていない。
 残る1万メートルの日本記録更新への執念からトラックにこだわり、マラソン転向についてこれまでは「あり得ない」と否定してきたが、今季3度参加したエチオピア代表合宿では無名の若手にも引き離され「私って走るの遅いな、と思った」と実力差を痛感。関係者によると、心境に変化が出始めているという。
 福士の決断は北京五輪のマラソン代表選考へ大きな影響を与える。昨年2月の丸亀ハーフで野口みずきを破り、1時間7分26秒の日本新記録を出した。15キロの通過タイム46分55秒は世界記録にも認定。野口も「(マラソン転向なら)もちろん怖い存在」と警戒していた。
 注目の今大会初戦は明日25日の女子1万メートル決勝。永山監督は、福士が今月上旬に左ひざを痛めて中国・昆明合宿から緊急帰国、約1週間練習を中断したことを明かし「ギリギリ間に合った」と説明する。まずは目の前のレースに全力を尽くす福士。そして大会後にどんな結論を出すのか、注目が集まる。
http://sports.yahoo.co.jp/news/20070824-00000027-nks-spo.html

いよいよですね!
この人にはぜひマラソンを、と前から願ってました。
25歳、まだぜんぜん間に合う。
野口みずきとの戦いも興味ありますし、なによりオリンピックでメダルを期待!私は野口より上だと思います。悪いけど土佐とかその他今回の世界陸上のマラソンメンバーでは多分相手にになりません。
もっともメダルの色は、デファルとかディババみたいな人がマラソンに転向してくるかどうかで違ってきます・・・多分こないと思うけど。
 
ところで、いまひとつ自分の中で盛り上がりに欠ける今回の世界陸上ですが、注目は、やはりパウエルとゲイの短距離の戦いでしょうか。一応、100はパウエル、200はゲイ、という面白くもなんともない予想をしています。他は・・・やっぱり室伏、ベケレ、ウォリナーあたりでしょうか。イシンバエワとか全然興味ないし。
私は、日本での開催にもかかわらず、大阪へは行かずテレビ観戦予定です。悩んだのですが、日程も長いし、いい席の確保が難しそうだし、クソ暑い中に長時間いる自信がないです(^_^;)
あと、これは世界陸上そのものについてなのですが、2年に1回で、これがオリンピックの前後の年というのがちょっと・・・むしろ私は中間年(オリンピックの2年後)が見たいんですが。
 
忘れてました!日本の実業団でがんばっているケニア人選手が今回出場するなら応援したいです。前回はマサシが10000M5着と活躍しましたが、マサシとかゲディオンとかワンジルとかカリウキとか、どうなんでしょうか?

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