子育て減税の検討に着手=政府・与党協議会が初会合

 政府・与党は23日午前、首相官邸少子化対策に関する協議会の初会合を開き、育児支援策の取りまとめに着手した。新たな子育て優遇税制などを検討し、6月に閣議決定する「骨太の方針」に反映させるとともに、2007年度の実現を目指す。
 初会合には、政府側から安倍晋三官房長官猪口邦子少子化担当相ら9閣僚が、与党からは自民、公明両党の幹事長、政調会長らが出席。安倍長官は冒頭のあいさつで「政府・与党が緊密に連携し、国民にメッセージ性のあるしっかりとした対策を打ち出したい」と、与党側に協力を要請した。 
時事通信) - 3月23日11時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000022-jij-pol

まず「少子化」そのものが問題なのかをまずしっかり説明をお願いしたいところです。
なんとなく問題だろうなあとは皆が感じていることかもしれません。しかし、かなりの人は漠然と思っているだけではないでしょうか。よく少子化と絡めて年金問題や労働力問題をいう人がいますが、これは別の問題ということもできます。
それをはっきりさせたうえで、本当に「少子化」そのものが問題であるというコンセンサスができたならば、税金をいじることで本当にそれが何らかの解決に向かうのか、あるいは解決とまでいかなくとも子育てのさまざまな負担が多少なりとも緩和されて背中を押すような実効性のあるものができるのか。
そのあたりがはっきりするなら、私のようなイイトシして独身の者は、それなりの負担は仕方ないでしょう。それで独身は損、と思ったら結婚すればいいわけです。
しかし結婚とか出産とか神聖なこと(であろう、きっと)に対し、「損だ得だ」というレベルに落としていくようでなんか残念ですね。
ちなみに、私は独身が得だとか損だとかで今の状態を続けているわけではありません、当然ですが(笑)