<フィギュア>15位も、4年後に意欲燃やす 安藤

 トリノ五輪フィギュアスケート女子フリーで、SP8位の安藤は15位に順位を落とした。序盤、04年10月のスケートアメリカ以来となる4回転サルコウに挑んだが、転倒。女子選手で五輪初の4回転を成功させることが出来なかった。その後もジャンプはほとんど失敗し、スピンは軽く流すだけに終わってしまった。
 昨年12月中旬に右足小指を骨折。けがで練習量が足らなかったことも響いたのか、4回転を入れたうえで、プログラムを演じきるだけの体力がなかった。それでも、安藤は「五輪は楽しかった。夢の舞台で4回転に挑戦できた。自分の夢をかなえられて幸せ」と笑顔を見せた。
 SPの後、荒川から「最初の五輪は楽しかったけど、2回目はメダルを取りたいという気持ちになる。全然違う」と言われたことを明かし、「その気持ちをちょっと味わってみたいな」と、4年後に意欲を燃やした。 (毎日新聞) - 2月24日23時27分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060224-00000159-mai-spo

スケートのジャンプと陸上競技のハイジャンプはまったく別のものではありますが、無理やりに似たものだと仮定して、そのピークを考えると大学4年である4年後は非常にいいタイミングだと思います。しかし、素人目に見ても彼女は体つきが女性っぽすぎる感じがします(逆なのは浅田真央ですが、彼女も4年後に今と同じ体型であるかどうかはわからないし、多少変わってしまった場合に今と同じ演技ができるとは限らないと思います)。オリンピックで4回転決めるには、4年間食事制限し続けるくらいの覚悟が要ると思いますが、少々心が弱く感じられる(そこが彼女の妙な?人気の理由のひとつかもしれないですが)彼女がそのくらいの覚悟で4年間過ごすことができるのでしょうか・・・がんばって欲しいですけど。
 
ところで、私は今回のオリンピック、まったく見てないのですが、報じられた結果を見ていると、選手もともかく、コーチやトレーナーなど選手の周りのスタッフが二流というかまったくダメだと思います。
原田の失格なんか非常にアホなことですが、あれは本人よりむしろ周りの連中が何してたんだろうと思います。
上村なんかはメダル候補と言われ、やろうと思っていたことをきちんとやって、それで5位。スタッフ連中は、上村がこれだけのことをやればメダルとれる、という設定をして、彼女は設定通りのことをしたんでしょ?であれば、それは設定ミス。それから、オリンピックが近いという時期に彼女はテレビに出すぎ。そのあたりをセーブしてあげるのもスタッフの仕事だと思います。
スノーボードの日本選手なんて、アスリートの匂いがまるでしない。これも本人たちの無自覚もさることながら、周りの連中もオリンピックをなめてるんだろうと思います。水泳の北島とか今回はダメでしたが清水あたりは、おそらく遊ぶときは遊んでいるのでしょうけど、それ以外のときの競技への打ち込み方はすごいのだろうな、と思わせる強烈なものを感じますが、そういう「アスリートの凄み」に感動するのがオリンピックだと思います。