<インサイダー疑惑>日経社員「ゲーム感覚」と説明

 日本経済新聞社は24日、インサイダー取引疑惑が持たれている男性社員が社内調査に対し「ゲーム感覚で繰り返してしまった」と説明していることを明らかにした。
 社員は、広告代理店から持ち込まれる「法定公告」の内容を紙面化前に知り、10種類以上の株式を対象に短期売買を繰り返していた。企業は、重要な決定事項を新聞紙上で公表する法定公告の掲載先に同社を選択することが多く、昨年の売上高は約70億円と広告部門の売り上げの6%を占めるという。
 同社によると、この社員は東京本社広告局の金融広告部に所属する30代前半の男性。証券取引等監視委員会の任意聴取は今月14日に始まり、同社もすぐに弁護士らで組織する内部調査委員会を設置した。社員は調査委に対し「昨年夏〜今年2月に売買した。一部は当時からインサイダー取引だと思っていた」と違法性の認識があったことを認めているという。
 重要な取引先である「日本経済広告社」の営業局長(当時)によるインサイダー取引事件=昨年6月刑事告発=を受け、日経新聞は広告局社員を対象に、再発防止のための講習会を開いた。社員もこの講習会に2回出席していたが、不正取引はほぼ同時期に行われていた。同社は社員が得た数千万円の売却益の一部を不正取引によるものと見ており、証券監視委の調査終結を待って処分する方針。【川辺康広、田中龍士】 (毎日新聞) - 2月24日12時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060224-00000056-mai-soci

これまでも日経っていろいろ事件あったように思いますが、自分の印象では、飛行機の中で酒飲んで暴れるみたいなもの(これはまあそういうバカがたまたま社内にいただけだと言える)とは違い、こういうことを繰り返すのは読者や広告主の信頼を著しく裏切ることでモラルの欠如もなはだしいと思います・・・。ゲーム感覚ってナンだよ?再発防止講習会ってナンだよ!いかにも世間に向けて「反省しているフリ」しただけじゃないですか。