日本株の出遅れ感解消?ヘラクレスはまだだ!

19日解説(武者氏)日本株の出遅れ感ほぼ解消
ドイツ証券チーフ・インベストメント・オフィサー・武者陵司氏=3ヵ月に渡った米国株式のラリーは8月に入って調整色を強めてきた。ここまで、ドル高⇒資金流入⇒借金による投資の構図で持ちこたえてきたが、ここからは原油高、住宅バブルの崩壊、金利上昇の三重苦に陥る可能性も出てきた。現在の調整が一巡する10月以降の再浮上は難しいと見ているが、唯一、長期金利の下落が続いていることが断定できない理由だ。
東京株式相場のここまでの上昇は、あくまで出遅れの調整局面で、それはほぼ解消された観がある。日本市場はまだ、国内要因による自立は出来ていないと考えており、海外市場頼みの展開となろう。外国人投資家は出遅れと円安による割安感から大きく買ってきているが、国内投資家は現在の状況を悲観はしていないが、景気の踊り場脱却をまだ完全に信じていない。当面、頭の重い相場展開が続き、選挙の行われる9月には調整局面入りするのではないか。(T.S)[ラジオNIKKEI2005年08月19日]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050819-00000007-rtp-brf&kz=brf

いいえ、新興市場は思い切り出遅れてます。外国人投資家はヘラクレスにきてください!だれか英訳して(笑)