レスラー

レスラーは、とにかく見たかった映画でした。

ミッキー・ロークのこれ以上役に入り込めないくらいの演技はすばらしいです。この人を良く知らないのですが、この人自身映画の主人公もびっくりの浮き沈みの激しい人生を送ってきたようです。そういったことからも内容に共感する点が多かったのかもしれません。
そして、ストリッパー役の女性もすごい体当たり演技です。
ドキュメンタリーみたいな映画です。
かつてプロレスを見た人間としては、やはりホーガンとかサベージとかアイアンシークとかECWとか、いろいろ連想させられます。もちろんWWFも。そして娘の名はステファニー。
いい映画だと思います。
ですが、三沢光晴の死の後ですと、事実は小説より・・・奇、でもないけど衝撃的。
主人公の生き方が三沢と似ているわけではありません。主人公はある意味ダメ人間。ですが、三沢はそうなることすら許されなかったような気がするのです、本来もっとおおらかで適当な人だったように見えるのですが。
あと、関係ないけど三沢の一件の斉藤彰俊の土下座は良くない。印象が軽い。
レスラー
http://www.wrestler.jp/