<定額給付金>社会に還元を…NPO80団体が受け皿の基金

3月18日21時7分配信 毎日新聞
 定額給付金(1人1万2000円、65歳以上と18歳以下は2万円)を社会に還元したいとの声に応えようと、全国のNPO(非営利組織)80団体が18日、受け皿となる「定額給付金基金」を設立した。6月30日までホームページ(http://www.charity‐platform.com/kikin)や振込口座で寄付を募る。
 事務局の「チャリティ・プラットフォーム」(東京都港区)によると、金額は問わない。「子供」「被災者」「人権」「自然」など17の活動分野を指定した寄付も可能。寄付のうち90%は80団体で利用し、10%は4月以降のNPOへの助成原資などに充てる。
 振込先は三菱東京UFJ銀行(普通口座0029273)、ゆうちょ銀行(00150−7−281326)。名義はいずれも「テイガクキュウフキンキキン」。問い合わせは事務局(03・5770・3150)。【工藤哲】
 ◇基金の主な参加団体と1万2000円で可能な使途◇
<ACTION>フィリピンの孤児院の子供30人が野菜を1週間食べられる
<荒川クリーンエイド・フォーラム>2トントラック1.5台分のごみを拾うためのごみ袋と軍手が買える
HIVと人権・情報センター>即日結果通知のHIV抗体検査を12人に提供できる
<かものはしプロジェクト>カンボジアの農村で5人一家が3カ月生活できる
<自然環境復元協会>棚田の田んぼ1枚を1年守れる
<シャプラニール=市民による海外協力の会>ストリートチルドレンの青空学級を2カ月運営できる
<自立生活サポートセンター・もやい>住まいを失った4人が公的サービスにつながる間、緊急支援ができる
<全国被害者支援ネットワーク>犯罪被害者支援員1人に研修が1回できる
<難民を助ける会>アフガニスタンの子供15人を地雷から守れる
<フローレンス>1.5世帯の一人親家庭を1カ月支援できる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090318-00000115-mai-soci

私は定額給付金に反対でした。4ヶ月前にその理由を日記に書きましたが、理由はまあ、世間でよく言われていたようなものです。大事な税金の使い道としてどうなんだろうという。しかし、日記には、反対だが決まればもらう(笑)とも書きました。
「反対だというならもらうな、もらう以上は賛成とみなされるはずだ」という、なんとも幼稚な意見に出会ったりもしました。そして、超金持ち麻生さんももらうということになり、国のスタンスとしては経済活性効果を主目的とする、と捉えていいかと思います。
さて、そんなさまざまなことを踏まえておれはどうすべきかと考え(てもいないが)、堀江もんさんのブログを定期的に見ていたこともあり、私は寄付することにしました。
日記にも以前、どうせたいした経済効果なんて出やしないんだから、自分だって裕福なわけではぜんぜんないけれど、もっと困っている人のために使うべき、と書きました。
寄付だったらガタガタ文句も言われることもなさそうで(笑)、しかも自分の考えに合う解決策だというわけです。おおげさ。
※「お金が海外流出してしまい、意味がなくなる」という意見もありますが、この記事の書き方が悪いだけでそんなことはなく、寄付するNGOを選べばいいだけです。そして「寄付したら景気刺激にならない」という意見もありますが、そもそもそんなに効果はないと思うが、その効果が寄付によって損なわれることはない(寄付した先がそのカネを使う)でしょう、少なくとも海外へお金が流れるNGOへの寄付でない限り。