(ボクシング)マルガリート、ライセンス停止=ボクシング


 【サクラメント(米カリフォルニア州)28日AFP=時事】24日に行われた世界ボクシング協会WBA)ウエルター級タイトルマッチでシェーン・モズリー(米国)に王座を奪取されたアントニオ・マルガリート(メキシコ)が28日、同試合で不正行為があったとしてライセンスを停止された。モズリー陣営からの申し立てを受け、米カリフォルニア州コミッションが発表した。
 規則では選手はバンテージの内部に異物を巻き込んではならないとされているが、試合前、マルガリートはバンテージの内部にぬれたパッドのような物を入れていた。入れられていた物についてはカリフォルニア州司法省が調査を進めている。(了)
(2009/01/29-20:25)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200901/2009012900957&rel=y&g=spo

マルガリートは好きなボクサーの一人で、タフさ我慢強さが半端でなく、パンチは強く真っ向から打ち合ったら負けない、でも負け数も多く穴もある・・・とにかくおよそスポーツっぽくないボクシングが独特の雰囲気と相俟って魅力的です。
しかし先日のモズリー戦は、スピードと老獪なテクニックに翻弄されなすすべなく滅多打ちにされてしまいました。
でもそういうところもまたこの人っぽいところかと思い、また列の後ろに並べばいいじゃない、と思っていたら・・・これはいけません。まるで秋山成勲じゃないか。
先日の試合は何を仕込んだとしてもパンチがスピード負けして当たらなかったから結果的には意味がなかったわけですが、これまでのあのすごいパンチはすべて反則だったのかもしれないと疑ってしまうわけで、魅力も半減です。近いうちにプロフィールの「好きな選手」から削除しようと思います。
これからは、破壊力という意味ではミドル級のアルツール・アブラハムに期待することにします。あと、スーパーバンタムのファン・マヌエル・ロペス。もっともこの階級ではイスラエル・バスケスのほうが好きですけど。
最近、そのほか注目していきたいと思ったのが、日本のボクサーでは亀海喜寛、いきなり違う分野にとぶと総合格闘技で先日見たジョン・ジョーンズ。どっちも個性溢れていていいです。
亀海喜寛 Box Rec
http://www.boxrec.com/list_bouts.php?human_id=335572&cat=boxer
ジョン・ジョーンズ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA