シャチハタの朱肉

以前、ある書類にハンコを押すときに、損保の会社の担当者に「あ、それ、三文判でいいですよ!」と言われて、シャチハタのハンコを押そうとしたら「それはダメです」と言われたので「三文判ってナンですかねぇ?これは三文判じゃないんですか?」と聞いたら「それは・・・シャチハタです」なんだよそれ(笑) よくわかりません。
ちなみに三文判とは、出来合いの安価な印判で同じ様な形が沢山出回っている、という印鑑とのことですが、これだけでいうとシャチハタも三文判のひとつとなるかもしれません。ただ、シャチハタのハンコは朱肉じゃなくてインクだからちょっとその性質は異なるみたいで、その意味で三文判とは一線を画すのかもしれません。
 
それが言いたかったのではなく、先日テレビのCM(ちゃんと見てなかったが多分そう)で、「ナノテクを駆使した朱肉」みたいなことを言っていたので、大げさだなぁ、たかだか朱肉で・・と思いました。
会社で急にそれを思い出して、そういやシャチハタで大それたことを言ってるみたいだけど、朱肉なんて最近は100円ショップでも質は悪いとはいえ売ってるようなものに大げさに、なんて話したら、総務部長が持っていて「それがすごいんやシャチハタ。キレイに押せるんよ・・・」
押してみると、すごい!使いやすい!ムラがない!恐るべしシャチハタ!悪いけど手元にあった文化朱肉とは明らかに違う!
たかが朱肉と侮るなかれシャチハタの朱肉。
http://shachihata.hankoya.com/shachihata/item/supply/syuniku.html
注1:ナノテクと書いたのはCMから私が勝手にそのように憶えていただけで、HPでの表現は「ナノレベルでのインキコントロール技術」
注2:手元にある文化朱肉は相当古いので、いま売っている文化朱肉の質がシャチハタと比べて勝るか劣るかはわかりません。
 
ほんとはシャチハタでなくてシヤチハタらしいです。
キャノンでなくキヤノン、は知ってましたが・・・