王者ムニョス「手応えなし」/ボクシング


9月25日9時53分配信 日刊スポーツ
<プロボクシング:WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇24日◇東京・後楽園ホール◇観衆2350人
 挑戦者のWBA世界スーパーフライ級6位相沢国之(28=三迫)が完敗した。対日本人は過去5戦5勝という、日本人キラーの王者アレクサンデル・ムニョス(28=ベネズエラ)の前に、防戦一方で0−3の判定負け。2人のジャッジが王者にフルマークをつけ、最大14ポイント差がついた。相沢の戦績は13勝(10KO)2敗1分け、ムニョスは31勝(27KO)2敗になった。
 KO勝利は逃したがムニョスは力の差を見せつけて初防衛に成功した。重い左右の強打で、最終回まで相沢を追い回した。「5回までにKOするつもりだったけど、相沢は一生懸命練習していた。最後は追いかけるのに疲れたよ」と笑った。これで日本人相手に6連勝(3KO)。「今までやった中では一番手応えがなかった。力強さも、パンチ力もなかった」と、打ち合ってこなかった挑戦者に物足りないようだった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070925-00000041-nks-fight

ムニョスというのは相当イヤな奴だと聞いてますが、一応もうちょっとマシなこと言ってやれよ、と思ったりします(^_^;)
残念ながら相澤選手の負けを予想していた人が多かったと思うしその通りの結果でした、一応東洋太平洋チャンピオン?、けっして挑戦資格がないとも思いませんでしたけど・・・
大差。先日の菊井選手も大差。攻めなきゃ勝てないよ、と思うけど、攻めさせてもらえないんでしょう。
WBAWBC両チャンピオン強いですね。もう日本のトップどころがつぶしあって生き残った人しか挑戦できない、くらいでないと「もういいよ記念受験は」と思われてしまうかも(元チャンピオンの名城選手には失礼ですけど)。
で、その生き残った人でさえもあの人たち相手じゃ難しいかも知れません。
チャンピオンが減量つらくなってバンタムに行くのを待つ手もあるけど、新たな強豪も出てくるでしょうし、厳しい・・・
やはり名城選手に期待、となるのかも知れませんが、河野選手や中広選手や川嶋選手(すべてとはいいませんが)ときっちり戦ってからがいいかな、と思います。
私は、たとえ実力差があったとしても、日本をちゃんとクリアした人なら世界に出て行く資格ありかなと思っています。そのうえで大差で敗れたならそれはそれ、世界の凄さを知って有意義じゃないですか。このあたりは陸上競技(めったに世界に通用しないジャンル)ファンならではの発想、かもしれません。
柔道の谷亮子選手は、先日世界を制して、それはすばらしいと思うけど、日本で負けたのに代表になりましたよね?ああいうのがイヤだなあと私は思います。