内藤TKOで日本&東洋2冠/ボクシング

<プロボクシング:東洋太平洋・日本フライ級タイトルマッチ12回戦>◇27日◇東京・後楽園ホール
 日本王者の内藤大助(31=宮田)が2冠を手にした。東洋太平洋王者の小松則幸(27=エディタウンゼント)と、史上初の日本と東洋太平洋王者同士による統一戦。1回から破壊力のあるパンチを打ち込んで主導権を握った内藤は手数、有効打ともに上回る。そして6回、まず右フックでダウンを奪うと、直後の連打で1分38秒、レフェリーストップでTKO勝ちした。4度目防衛の日本王座と合わせて2冠王者となった内藤は29勝(20KO)2敗2分け。陥落した小松は21勝(9KO)3敗5分け。
 内藤が序盤で勝負を決めた。調子の出ない小松を左フック、ワンツーで圧倒。そして6回、右フックを命中させてダウンを奪った。立ち上がってきたところに左右の連打で、レフェリーストップに追い込んだ。ともに世界ランカーで、WBC王者ポンサクレック(タイ)に挑戦したこともある実力者同士。世界再挑戦への生き残りをかけた激突でもあった。「スタミナ配分は考えなかった。必死で内容は覚えていないけど、パンチの感触だけは残っている」と内藤。試合直前に、リング上から長男亮ちゃん(10カ月)の顔を見てリラックス。2冠王者は安堵(あんど)の表情を浮かべていた。(日刊スポーツ) - 6月28日9時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060628-00000070-nks-spo

日本人フライ級4強(と戦績から私が勝手に思っている)のうちの2名、いや、2強の激突。
マニアとは言いがたい私が注目したのはhttp://d.hatena.ne.jp/stonco606/20060507/p1 このあたりでして、でもあのように書いてしまうともう見たくてしょうがなかった・・・
本日、スカパーで見ました。これのために日テレG+、契約しました(実際はプロレス・格闘技セットというものですが)。
で、試合ですが、勝負は時の運という感じではなく、内藤が1枚上に感じられました。
内藤はどこかたこ八郎を思わせる風貌?(もっとも戦っているたこ八郎を私は見たことがない)、小松はちょっとかっこいい感じ。内藤は変則的な動きとパンチ力、時にガードが空くように素人目には見えます。小松はあまり個性的なものを感じません。スタミナと根性が持ち味のようです。
6ラウンドに強烈な1発。小松はもうフラフラで勝負あり。解説によると、1ラウンドで内藤の変則的なフックがぽんぽん入ったのが流れを作ったようです。
内藤は「内藤大助キーワードリンクでの情報で感じたのとは違い、まじめで人柄もよさそうです。そして奥さんがかわいくてやさしそう(^_^;)。しかし「世界」となるとどうでしょうか?ポンサクに2回負けてるわけですしフライ級はきついのでは?・・・ここは一大決心して、階級下げて亀田を追って欲しいのですが、どんなもんでしょう。亀田は直線的ですから、こういう人には太刀打ちできない気がします。今回のようにすごいパンチで亀田をぶっ飛ばして欲しいのですが。