榊原DSE代表が桜庭について言及「個人的には裏切られた気分」

 2006年05月06日
 「PRIDE無差別級グランプリ2006」の開幕戦が5日、大阪ドームで開催された。大会終了後、ドリームステージエンターテインメント(DSE)榊原信行代表が大会の総括を行った。また先日、電撃的にHERO’S参戦を発表した桜庭和志についても言及した。下記、榊原代表のコメント。
(桜庭関連のみ引用)
――桜庭選手の件については
 今日の熱い戦いを見て、語るのがバカらしくなった。プライドのリングは、覚悟がないと上がれない。 たとえば僕に関していえば、HERO’Sに移るなんていう選択肢はないわけです。桜庭もそうだと思っていた。しかし、気持ちに溝があったようだ。家族や兄弟は選べないが、それに似た愛情で、お互いに結ばれていると思っていた。愛するが故に憎しみになることや、また次へ進むエネルギーになることもあるが、今回のことが今度にどう繋がっていくのかは分からない。個人的には裏切られた気分。今日の試合を見て、命を賭けて戦ってくれる選手たちが家族という気持ちを新たにした。そういう人たちと一緒にこれからも、世界最強の舞台を作り続けていく。すべてを賭けて挑む覚悟がなければ真のヒーローにはなれない。それを実感した。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200605/at00008917.html

※この部分は引用しても訴えられませんよね(笑)

○ゼンツォフvsアイブル● KO
アリスターvsファブリシオ○ アームロック
●高阪vsハント○ TKO
○ジョシュvsアレキ● アームロック
○藤田vsトンプソン● TKO
●美濃輪vsミルコ○ TKO
ノゲイラvsズール● 腕十字
○吉田vs西島● 三角
私は今回の大会は予想外(笑)にとても面白かったです、当初あまり期待していなかったのですが。これだからやめられない。
藤田はなんだかんだ言って魅力的でした。復活、うれしいです。とんぷるはいくらなんでもパウンドがヘタすぎ、というか遅すぎ。
TKも彼らしい終わり方だったのではないでしょうか。感動。
ジョッシュ(実は今回の参加選手の中でもっとも応援してます)は力みすぎかと思ったが、リラックスしているように見えたアレキのほうが先にガス欠。この辺が素人にはなかなか理解できないところだったりします。
トーナメントのほうは、この中ではちょっと落ちる?と思っていた高阪剛、トンプソン、美濃輪育久、ズール、西島洋介はすべて負け。あと、どっちが勝つんだろうと思っていた勝負に負けたアリスターアレキサンダーは残念ですがこれは仕方ないですね。美濃輪・西島はダメダメ、出直し。ワンマッチのゼンツォフは意外と強いんだろうかと思ったりするのですが先日ファブリシオに負けているから仕方ない・・・もし次回ヒョードルが出られなかったらぜひリザーバーにコールマンをお願いしたいところです。いずれにしても次回は好カード続出の予感。
ところで、桜庭ですが、HERO'Sの前田の紹介のコメントを聞いたときとっさに誰だろうと考えて、私はシウバではないかと思いました。桜庭はまるで予想しませんでした。情報、漏れてなかったみたいだし、ある意味お見事です。桜庭は実際のところウェルターでも活躍が難しいと思う(ダンヘンやフィリオに勝てる気がしない)ので、まあいいんじゃないでしょうかね。