2月の完全失業率4・1% 7年7カ月ぶりの低水準

 総務省が31日発表した2月の完全失業率(季節調整値)は、前月から0・4ポイント改善し4・1%だった。1998年7月以来、7年7カ月ぶりの水準に低下した。
 一方、昨年12月に1倍台を回復した厚生労働省発表の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・01ポイント上昇の1・04倍だった。
 2月の完全失業者数は、前年同月比31万人減の277万人。就業者数は同48万人増の6272万人と10カ月連続で増加した。
 求職理由別に完全失業者をみると、リストラや倒産など「勤め先都合」が前年同月比9万人減少、「自己都合」は同4万人減少した。
 男女別の失業率は、男性が前月比0・3ポイント改善の4・5%、女性は同0・4ポイント改善の3・6%。年齢別では15−24歳が7・9%で、依然として最も高かった。 (共同通信) - 3月31日11時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000053-kyodo-bus_all

日経(グラフ付)http://www.nikkei.co.jp/keiki/shitugy/20060331de2iec04030.html