違法残業でクボタを送検 労基署、社員の脳梗塞で

 大手機械メーカー、クボタ(大阪市)が男性社員(39)に長時間にわたる違法な残業をさせたとして、東京労働局の上野労働基準監督署は30日、労働基準法(法定労働時間)違反の疑いで、法人としてのクボタと男性の管理監督責任者の部長(56)を東京地検書類送検した。
 男性は昨年2月下旬、脳梗塞(こうそく)を発症し、療養中。過労で労災と認定された。長時間労働による過労を発端に上場企業が書類送検されるのは異例。
 調べによると、男性社員は子会社からクボタ東京本社に出向。農業施設事業部(東京都台東区)に所属し、農業用機械設置工事の現場監督をしていた。クボタは昨年2月1日から26日にかけ、男性に法定労働時間を超えて約160時間の違法な残業をさせた疑い。 (共同通信) - 3月30日16時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060330-00000169-kyodo-soci 

この種のニュースを見るたび悲しくなります。私は労務担当者としてこういうことに対する準備(非常にヘンな言い方かついやな言い方ですが)ができていません。自分が今の仕事をしている間(に限らないんだが)、絶対にこういうことがあってはならないと思っています。させるもんか、と思っています。でも・・・それは彼らだって同じだったでしょう。もちろん倒れられた社員のかたこそが大変お気の毒で、回復されることをお祈りいたします。
そういえば先日、36協定や裁量労働の協定書を出してきました。なんかすごく“面倒くさそうに”受理していただきました。いつも思うのですが、雑居ビルで労基署の隣に入っている会社って、すごいなあ(^_^;)