耐震計算偽造:現地調査、大田区に批判続出 緊急調査委に住民訴え /東京

 耐震データ偽造事件で、国土交通相の諮問機関「緊急調査委員会」(座長・巽和夫京都大名誉教授)が21日、大田区にある分譲マンション「グランドステージ池上」で実施した初の現地調査。調査委と住民との意見交換では、住民から「区長は無責任。住民の苦しみを分かろうともしていない」など大田区への批判が相次いだ。
 住民の現状を把握するため実施された意見交換には、巽座長ら委員7人と、住民側から管理組合長(58)と主婦4人が出席。理事長は委員を前に、「大田区は建物の耐震強度は足りないが、偽造があったかは不明との態度をとり(建築確認した)責任も当事者意識も感じていない。そのストレスで日々もんもんとしている」と心情を訴えた。
 また、主婦の一人は「区から転居のため紹介された物件も既にいっぱいで、区は賃貸を借りる際に礼金や敷金を免除するよう依頼するといっていたのに、『住民が個別で対応して下さい』と発言を変えた」と憤り、「この事件の心労で夫は入院し、私も通院している。区が偽造を見逃さなければ、こんな悲劇は起きなかった」と語った。
 さらに別の主婦は「子供が夜起きて、『マンション倒れちゃうの』と泣いて怖がる。どれほど怖いか、区長も泊まってほしい」と怒りを込めた。
 NPO法人全国マンション管理組合連合会会長の穐山精吾委員は「みなさんの発言は、まさに我々が前々から言っていたことが凝縮して起きたこと」と述べ、「この意見交換で把握した実情を、大臣に申し上げたい」と住民に語った。【桐野耕一】2月22日朝刊 (毎日新聞) - 2月22日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060222-00000043-mailo-l13

お気の毒だと思うけど・・・
>「この事件の心労で夫は入院し、私も通院している。区が偽造を見逃さなければ、こんな悲劇は起きなかった」
>「子供が夜起きて、『マンション倒れちゃうの』と泣いて怖がる。どれほど怖いか、区長も泊まってほしい」
あまりこのような言い方を続けると、世の中が味方をしてくれなくなってくると思います。これはある意味戦いですから、戦い方を工夫したほうがいいでしょう。これはもう理屈じゃないです。