広がる「デートDV」 暴力防止講座の開催も

 彼氏が彼女を殴る。夫婦間のドメスティックバイオレンス(DV)に比べてまだ問題視される機会が少ないが、「デートDV」と呼ばれる恋人間の暴力が広がっている。悩みを抱える10代の少女は多く、専門家が講座を開いて防止に努める動きも出ている。
 長崎市NPO法人「DV防止ながさき」が一昨年、長崎県内の女子高校生1332人を対象にした調査で、10%に当たる139人がデートDVの被害体験があると答えた。
 被害者のうち、3分の1はキスやセックスなど性的強要で、殴るけるの暴力も3分の1に上った(複数回答)。
 神奈川県の私立高2年の女子生徒(16)は「友達の女の子が彼氏に別れたいと話したら、殴られた。そんな話はよくある」と話す。
 こうした被害をなくそうと、東京の市民団体「アウェア」代表の山口のり子(さんが8日午後6時半から、東京都渋谷区の「東京ウィメンズプラザ」で「DV防止教育講座 デートDVってなに?」と題し講演会を開く。(共同通信) - 2月7日6時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000017-kyodo-soci

こういうのは講座を開くことで防止可能なのでしょうか。育った家庭環境による部分が大きい気がしますし、そうかといって「じゃ放っとくのかよ」ともなりますし。どうも殴られたあとにやさしくされると「やさしくされる効果」が倍増されるらしくて、ある一部の人には有効だと、わざとそうするとんでもない男までいるらしいですが。
こういうこと(報道を含め、こういったことを、言い方は悪いが「騒ぐ」ことが)が、さらにこういった動きを助長しかねないところがまた怖いところです。