のカテゴリにはとても入れられない「レイザーラモンHG」(笑)

小川、川田と決別 新相棒HG
 “キャプテン・ハッスル”小川直也(37)が29日、高田モンスター軍に寝返った“モンスターK”川田利明(41)に永久追放を突きつけ、新パートナーに“ハードゲイレイザーラモンHGを任命した。(以下略  (スポーツ報知) - 9月30日8時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000000-sph-spo

彼は学生プロレスの有名人だったとのことですね。
学生時代、同志社大学の彼と1歳年下の立命館大学棚橋弘至新日本プロレス)が学生タイトルを争ったとか。たぶん、どちらも相当本気で学生プロレスに取り組んでいたのだと思います。
私は大阪にいた頃、立命館大学の学園祭に行って学生プロレスを見たことがありましたが、おそらく時期的に棚橋が入ったばかりか入ってないかくらいだったと思いますし、なによりもただ漠然と見ただけなので彼らのことはもちろんぜんぜん知りませんでした。
彼は身体でかいし、鍛えられた身体してますよね。「フォ〜」というのはリック・フレアーの影響(あるいはスティング?そりゃちょっと違うか)かと思いましたが、少なくともあれに関してはプロレスラーの影響ではないようですね。それと、その名の通り、レイザーラモンスコット・ホール)のファンだったとのこと。ああいうレスラーが好きというのは、まあ「マニア」です(笑)
どういう経緯かは知らないですが、お笑い経由でとうとうプロレスに足を踏み入れることになった・・・とても努力家に見えますし、よかったと思います。おそらく「プロレスをなめんな!」的な話は出てくるでしょうが、これまでの経緯から「強そうに見える」というプロレスラーにとって重要な要素においてはちょっとつらいものの、むしろ彼のような人間のほうが「客との対話」ができるよいプロレスラーになると思います(まあ彼がそこまでプロレスに入っていくかどうかはわかりませんが)。
プロレスラーはよくプロレスについて語るとき「サイコロジー」という言葉を使います。私が学生の頃、恥ずかしながら最初それが何を意味するかわかりませんでした。「対戦相手との心理戦てこと?何だよそれ・・・」当時、「プロレスというのは戦う前から勝ち負けが決まっているのではないか?」ということが、レスラーからのカミングアウトこそなかったものの、板坂剛のような人たちから言われ始めた頃でした。開高健はすでに断言していました。勝ち負け決まっているなら心理戦もクソもないじゃないか、ということです。そこである人からこともなげに言われたのです「サイコロジーとは相手じゃなくて観客に対するものだろ?」・・・ああ、おれは浅はかだった(笑)と思ったものです。
以上はどれも昔のことなので、正確ではないことが多いかもしれません。
どうでもいいついでに、「ハードゲイ」とは本来ファッションの種類?であって、ゲイの度合いがハードとかソフトとかいうことではない、と聞いたことがあります、ていうか、ゲイにハードもソフトもあるのか?・・・まあ、そもそも彼のゲイは芸でしょうけど。彼自身面白がってやってるように見えます。