06年春大卒採用、「採用継続中」4割・日経調査(9/24)

 来春の大卒新入社員の採用で一部業種が「売り手市場」になっている。日本経済新聞社が主要企業95社を調査したところ、約4割の企業が今も採用活動を続行。景気回復や業績好調を背景に今春実績を大幅に上回る人数の採用をめざしているためで、流通業やメーカーの技術職などで計画人数を確保できていない。年間を通じ即戦力を採る通年採用も定着、人材争奪の動きもあり、就職先を慎重に選ぶ学生も増えそうだ。
 95社のうち「採用活動を続けている」と答えた企業は今月中旬時点で36社と全体の38%。うち14社が「内定者が予定数に達していない」ことを理由に挙げた。[9月24日/日本経済新聞 朝刊]
http://bizplus.nikkei.co.jp/news/index.cfm?i=2005092309401b1

休日に新聞を読む習慣がない(苦笑)もので・・・
ですが、採用担当者にはたいへん頭の痛い話ながら、売り手市場となったのはいいことだと思います。たとえば、大卒時就職活動に敗れその後数年アルバイトなどという人たちにチャンスを与えてやってほしいと思います。自分も人事の仕事をしているのでこういう人には二の足を踏むと思いますが、処遇に若干悩むほかはたいした問題もなさそうだし、数年バイトしてみて自分の甘さに気づいた、なんて人はけっこう味があるかもしれません。そんな人をうまく捕まえる手段としては(ここで偉そうに言うほどのことでもないですが)大学就職部で多少把握していると思われますし、それから紹介予定派遣などの手段もあると思います(こっちはそれなりにお金かかりますが)。あと、合同企業説明会で既卒者もOKというのもあると思います。
いや、僭越なことを言ってすみません。