リチャード・ニクソン暗殺を企てた男

昨晩レイトショーで見ました。
 
いま働いている人のかなりの部分は「負け組」なワケで・・・
(負け組の定義は難しいですが、多少の不満を持ちながらもまあ満足のいく、というか他人に胸を張って言えるような立場や収入を得ている人をとりあえず「勝ち組」とするならば)
なんというか、今の状況から抜け出したくて自分なりに努力はするのだけど、蟻地獄みたいに、もがいても抜け出せない・・・
これはとてもよくわかります。
ある部分自分のことを描かれているみたいで怖いところもあります。
でも、どうも共感できない映画ですね。
どこかに「おれはこいつのようには終わらないぞ」みたいな気持ちがあってそう思わせるのでしょうか?なんかそういうのとも違う気がするし、単純にこの人は弱い人だとも思いません。しかし良くわかりません。
なんか一人芝居みたいでしたね。主役の人のファンならたまらない映画ですね。

帰りに貼ってあったポスターを見て、「ダニー・ザ・ドッグ」というのが見たくなりました。
先週見たミリオンダラー・ベイビーですごい演技していたモーガン・フリーマンが出ているようなので。
73.4○