<陸上>福士、初マラソンに挑戦…27日の大阪国際女子

 三千メートルと五千メートルの日本記録を持つ陸上の福士加代子(ワコール)が27日、初マラソンに挑戦する。舞台は、北京五輪の代表選考会を兼ねた大阪国際女子マラソン(大阪・長居陸上競技場発着)。五輪代表枠は「3」で、世界選手権銅メダリストの土佐礼子三井住友海上)が代表に内定し、昨年11月の東京国際女子を制した野口みずきシスメックス)も有力候補に名乗りを挙げている。
 福士は昨年12月の全日本実業団女子駅伝後、マラソン練習にシフトした。鹿児島・徳之島で合宿。既にコースの試走を終え、軽めのシューズも用意した。「機が熟した」とマラソン挑戦の理由を説明する福士は、「代表選考のことは余り考えていない。とりあえず日本人トップになりたい」と抱負を語った。
 距離に対する不安はぬぐえない。練習で最も長い距離を踏んだのは徳之島の「尚子ロード」。00年シドニー五輪の覇者・高橋尚子(ファイテン)が練習を重ねた31.2キロのコースで、未知数のまま勝負どころとされる残り10キロに臨むことになるからだ。
 日本選手権の五千メートルと一万メートルの「2冠」を4年連続で継続中。「トラックもやる」という言葉通り、今回の挑戦がマラソンへ完全に転向することを意味するものではない。とはいえ、五輪開催時には土佐も野口も30歳を超えている。20歳台の福士が、次代の日本マラソン界を支える存在になれるのか。適性が試されるレースになる。
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 有力選手の会見が25日に行われた。初マラソンとなった前回大会で3位に入った加納由理(セカンドウインドAC)は「順位もタイムも狙う。設定タイムは22分台」と話し、海外招待選手ではマーラ・ヤマウチ(英国)が「(同じコースで行われた昨夏の)世界選手権では後半に失速した。ラスト10キロで強い走りをしたい」と述べた。
 招待選手の原裕美子(京セラ)は体調不良で会見を欠席。レースに出場するかは当日決める。【栗林創造】
最終更新:1月25日19時55分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080125-00000101-mai-spo

まあ、余裕で日本人トップ・・・というか優勝。負けるとすればシモン。
マーラヤマウチ?加納由理?モノが違う。原裕美子は体調が悪くて、とのことですが、ひょっとして福士と走るなら高橋と走ったほうが勝つ可能性だけはある。タイムは気候次第で変ったりするし、賭けに出るなら名古屋がいいと思います。
普通に行けば、オリンピックマラソン代表は土佐、野口、福士。土佐を早々と代表に決めてしまったことがなんとも悔やまれる・・・・・