机のなかみ

あるところで妙に評判がよかった?「机のなかみ」に関心をもったのですが、実はもうすぐ終わりのようで、このままでは見逃しそうだったので無理やり見てきました。
渋谷のシアターNという映画館、あまりきれいでないです。客は4人だったように思います。
で、映画ですが、あ、なるほど、そういうことだったのね・・・と思う凝り方というんでしょうか、それはよかったように思います。
ただ、自分にはどうも今ひとつの印象です。
それがなぜなんだろうと考えたら簡単で、「あべこうじが嫌い」(笑)
芸人さんとしてのこの人を私は見たことがなく、知りませんでした。なんというか、演技でこの勘違いスケベ男を演じてるのではなくて、素でこういうタイプなんじゃないかと思わせる何かがありまして(世の中の男の大半はそういう面を持ちあわせてるとは思いますけど)。演技が上手でないからかえってそう思えるのかもしれません。失礼ながら、なんかあべこうじという人への不快感が最後まで抜けませんでした。他の誰かが演じていたら自分にとってはもっといい映画だったのかもしれません。
鈴木美生という人は・・・とても22歳に見えず子供っぽいですが、この役にはぴったりという感じでしょうか。それほど惹かれるタイプの子ではなかったですが。清浦夏実はよい!
あべこうじの恋人役の踊子ありという人はちょっとイヤな不細工な女、をとてもうまく演じてたと思います。