実力均衡大混戦、有力校作戦分かれた…箱根駅伝

12月30日8時3分配信 スポーツ報知
 実力伯仲の大会を制するチームは? 来年1月2、3日の第83回東京箱根間往復大学駅伝競走箱根駅伝)に出場する20チームのエントリーが29日、発表された。悲願の初Vを狙う東海大は1区、2区に2枚エースを投入し、先手必勝態勢。日大、中大、駒大なども序盤から流れをつかもうと1、2、3区に主力を並べた。順大は完全Vを見据えた布陣を敷き、連覇を狙う亜大は往、復路とも均衡の取れたバランス型だ。ダークホースの東洋大は1区に大西智也、6区に一輝(ともに2年)の双子の兄弟を登録した。
 空前の大混戦を制すため有力校の首脳陣が取った区間配置は、ハッキリと狙いが分かれた。主流は前半型だ。33年ぶりの箱根制覇を目指す日大は1区から松藤、福井、ケニア人留学生のダニエルと一万メートル28分台トリオを配置。「3区が終わってどの位置にいるかが大事」と小川聡駅伝監督(49)。駒大、中大、日体大も乗り遅れまいと主力を投入した。
 そのなかで、往路V最有力候補は東海大だ。前回は1区で14位と出遅れ、1度も先頭を走ることなく総合6位。その反省から、前回3区区間賞の佐藤を1区、2区に前々回同区区間2位の伊達を並べ、“ロケットスタート”を狙う。大崎栄コーチ(42)は「2区間そろえた方がガツンと『貯金』を稼げると思う」と説明する。
 亜大、順大はバランス型の強力布陣。順大は補欠登録の小野、松岡、佐藤の往路起用が有力。5区に同区2年連続区間賞の今井が健在。一方で、復路も9区に前回同区3位の長門、10区に前々回同区3位の松瀬が控える。「復路には自信がある」と仲村明駅伝監督(39)は完全優勝も見据えている。
 前回王者の亜大は1、2、5区に吉川、山下、小沢。9、10区に菊池、岡田晃とちりばめた。「総合優勝にこだわりたい」と岡田正裕監督(61)も10区間勝負を強調。上位10校までは実力がきっ抗しており、前回同様、往路、復路、総合優勝校が異なる可能性も出てきた。
最終更新:12月30日8時3分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061230-00000041-sph-spo

私は東海大とずっと言ってきたのですが…正直、わからなくなった(^_^;)
東海大、杉本のエントリがない。故障でしょうか?あと、荒川が本調子でないとの噂。噂ってナンだ(笑)こういうのがあると今ひとつ層の薄い東海大学、厳しいかもしれません。佐藤・伊達とすごい選手はいるが…見るほうは楽しみですけど。
今井・松岡で勝負の順天大、北村・保科で勝負の日体大、層の厚さと宇賀地ら若手ががんばる駒沢。亜細亜は層は厚いが地味な印象。
今回は2区をどう捕らえるかも見ものですね。モグス(山梨)・ダニエル(日大)・佐藤(東海)・竹沢(早稲田)・北村(日体)・伊達(東海)・上野(中大)松岡(順天堂)…このあたりがトップクラスとしても、中でもモグスは強すぎる、だが総合力では山梨はちょっと落ちそうだから、ここはむしろ堅実に走って、その後で追いつこうというのも作戦としてはありか。そして東海はむしろその前で貯金を作って、1・2区でモグスに対抗…とはいえ、佐藤・伊達の1・2区ですよ。すごすぎます。3区へのタスキリレーで東海大がトップであるかどうか、さらに順天堂や駒沢と大差がついているかが東海大としてはひとつの鍵でしょうか。
駒沢は当日エントリ変更が続出しそう。こういうのってどうなんでしょうねぇ。ホントは決まってるんでしょ、と突っ込みたくなるところです。

箱根駅伝ホーム http://www.ntv.co.jp/hakone83/s_index.html
スポナビ箱根駅伝 http://sportsnavi.yahoo.co.jp/other/athletic/ekiden/hakone/83rd/index.html
現役学生長距離ランキング(HAKONE EKIDEN FREAK DATABOX)
http://www.geocities.jp/hako_ota_box/ranking_gen5000_10000.htm