東京国際女子マラソン、土佐が優勝…Qちゃん失速3位

 来年夏の世界選手権代表選考会を兼ねた2006東京国際女子マラソンが19日、東京・国立競技場をスタート、ゴールとする42・195キロのコースで行われ、土佐礼子三井住友海上)が2時間26分15秒で優勝した。
 ただ、土佐は2時間26分を切れず、世界選手権代表の内定は逃した。後半に追い上げた尾崎朱美資生堂)が2時間28分51秒で2位、シドニー五輪金メダルの高橋尚子(ファイテン)は2時間31分22秒で3位に終わった。
 レースは気温10度で冷たい雨の降る中でスタート、20キロ過ぎから土佐と高橋のマッチレースとなったが、31キロ過ぎで高橋が徐々に遅れ始め、土佐が独走態勢を固めた。高橋は終盤に失速、39キロ過ぎには尾崎にも抜かれた。
(読売新聞) - 11月19日15時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061119-00000003-yom-spo

思ったよりも実力差があったと感じました。なんか走り始めたときから高橋にオーラを感じませんでした。そんな思いがいい意味で裏切られるのを期待してましたが。
年齢差もあり、今後土佐>高橋は動かないでしょう。しかし土佐もピークを過ぎたのでは、となんとなく私は感じました。
高橋は…さかんにコメントで出てきた「体と相談しながら」?というのが、妥協というか気持ちの弱さにつながっていく気もするし、そうかといって、年齢的にも追い込むばかりでいいワケでもない。だから、ますます実力を出し切ることのできる確率が下がってきて、調整が難しくなってくる。そういうときに、今のスタッフが高橋の微妙な変化を見て取れるのかというのも含め、今後は非常に厳しい戦いとなってくると思います。
あと、なんかコメントが臭すぎるんですよね(立派な人だと思うから本音なのかもしれないけど)。勇気をもらうとかあげるとかいうのは、あまり口にしないほうがいいように思うのですが。走る姿から充分に感じ取れるものだと思いますので。
かつてアジア大会の頃、高橋に「鳥肌立った」経験があるだけに、そして、オリンピックでは7〜8割の確率で勝つと思い実際にそうなったすごい選手なだけに、なんかさびしい思いでした。