巨人軍。

山崎元さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/921c2e6f82959043fc40813aa107f76c を読んで…見てもいない野球のことを書くのも冒険ですが(笑)
巨人が人気ないみたいですね。私、特に最近まったく興味ないので見ませんが、なんか知らない人ばかりです(笑)…四番の選手なんて非の打ち所のない活躍みたいですし、その“知らない”選手たちにまったく責任はありませんが。
もうドラフト、撤廃じゃダメですかね?べつに野球はどうでもいいと思っている者が醒めた目で見ると、半端じゃない危機に感じます。
もう、その年毎のエリートはどんどん巨人に行く。巨人は「超エリート集団」として感情移入の対象となる。凄い奴というのはそれだけでもうリスペクトの対象です。もちろんアンチも出てくる。それはそれでいいと思います。
でも選手の側だって100%巨人というわけでもないでしょう。ポジション争いを含め、出られないリスクがある。他チームが「うちに来てくれれば試合に出してあげる」で誘えばいい。それに、残念ながら行けなかった者が他の球団でがんばって打倒巨人で噛み付いていき、実績あげて数年たったらフリーエージェントで巨人に呼んでもらうのも、またそれを蹴っ飛ばしてあくまで他球団で巨人に噛み付き続けるのもともに成功の証、みたいな感じです。
結局FAで金に金に飽かした補強をして外様の集まりと言われるチームが出来上がるくらいならならまだそっちのほうがマシかもしれません。
他の球団は…割り切る!(笑) 採算の範囲内で、素質的には巨人に及ばないけど魅力的なチーム(たとえばプロでやっていけるの?というほどカラダは小さいけど技術が半端でなくすごくて足が速く守備は最高でこつこつ当てる打撃で勝負、みたいな選手の集団とか、もう引退したら、と言われても続けたい、銭金の問題ではないと考える、たまに大活躍できる選手の集団とか)を作り、地元ファン中心に盛り上がる。なかには巨人に入れるレベルの選手だけど愛着ある地元球団でがんばる人も出てくる。
こういうことでプロ野球全体がだめになってしまうのかどうか、それは私なんかにはわかりません、詳しくないし。でも、今のままでもゆっくりと衰退、ではないかと思うのです。やっぱり昨年の大阪桐蔭のピッチャーとか今年の早実のピッチャーとかはスター候補です。選手として成長できるかどうかわからないし急に怪我するかもしれないからわからない話ではありますが、こういう人にはしっかり真のスターになってもらって、たくさんお金もらって、でかい家に住みきれいな奥さんもらって…でないとプロ野球から夢がなくなる。
ヘンな例ですが、慶応大学の野球部にプロで充分活躍できる選手がいたとして、でも「やっぱり安定が…」などと言って日本生命に行ってとりあえず野球は続けるとか、まったく辞めて三井物産電通トヨタとかに行く人が続出する、あるいはそれが主流になってしまうようになったらプロ野球はおしまいかと思います。