第1ハードルは同走者 最高の状態で挑む加藤

2006年2月13日(月) 7時29分 共同通信
 勝負の時が来た。男子500メートルの世界記録保持者、加藤が初の五輪レースで金メダルに挑む。それも、自他ともに認める最高の状態で。
 12日の前日練習は集中していた。目つきは獲物を狙う動物のように鋭かった。金メダルへとつながる氷上の軌道を確認するように、ゆったりとしたフォームでリンクを回った。日本チームの広報を通じて出したコメントは落ち着きを感じさせ、力強かった。「調子は上がっている。練習でも速いラップが出ているし、34秒台は出せそう」。予想していた優勝タイムで滑るイメージはできている。
 開けっ広げな21歳だが、ここまで好調を公言するのは珍しい。過去に同じような状況があった。昨年3月の世界距離別選手権前に「今にでもレースしたい」と言った。加藤が初の世界タイトルを手にした大会だ。今村コーチは「あの時や、世界新記録を出した時よりもさらにいい」と教え子の仕上がりに太鼓判を押した。
 1回目は第16組で、前回ソルトレークシティー五輪7位のアイルランドと滑る。スタートで静止できず、やり直しが多い選手で、嫌な相手だ。青柳コーチは「快挙への第1ハードル。そこをうまく乗り切れれば、金メダルの可能性は一気に膨らむ」と若きエースの勝負魂に期待した。 [ 2月13日 7時36分 更新 ]
http://torino.yahoo.co.jp/news?c=torino&a=20060213-00000017-kyodo-spo

オリンピックが始まっていたことも知らなかったくらい、私は冬季オリンピックにはまったく無関心なのですが、メダル取るとしたらこの人かフィギュアの女子の誰かが一発引っ掛けたら、くらいでしょう。スキーのジャンプとかモーグルとかいったって、別に今年実績ないわけですし。いや、オリンピックに照準を合わせているから・・・という考えもあるかもしれませんが、今シーズン好成績の人だって、なにも前哨戦に照準を合わせているわけではなく、同じようにオリンピックを目指しているわけで・・・
日本選手、がんばって欲しいとは思っています。