(プロレス)ブラック・キャットさんが急逝

 2006年1月29日(日) 9時50分 日刊スポーツ
 激震の続く新日本に突然の訃報(ふほう)が飛び込んだ。20年以上も前座リングの顔として活躍したブラック・キャットさん(享年51)が28日午前3時、急性心不全のため急逝した。明け方にソファーから滑り落ちるように倒れているところを家族に発見された。02年の現役引退後はレフェリーと並行して、外国人選手の出場交渉を行うなど重要な役割を果たしていた。
 キャットさんは80年代の黄金期から前座戦線を支えてきた。若手の壁であり、教育係でもあった。引退後はレフェリー業務と並行し、母国メキシコとのパイプ役にもなった。昨年のCMLLとの業務提携でも大きな役割を果たした。「メキシコと日本で活動して、プロレス界が大きくなるように」と夢を語っていた。新日本再生へ欠かせない人材だった。
 藤波副会長は「私がメキシコから連れてきたようなもの。結婚の時は仲人もやった。最近は夜中も寝ないで仕事をしていたと聞いた。メキシコとの連絡もあったのでは」と無念そうに話した。蝶野も「橋本(真也)とホテルでケンカしたこともあったが、若手の勘違いを正してくれた」。この日、後楽園ホールのリングで惜別のテンカウントゴングが鳴り響いた。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060129&a=20060129-00000016-nks-spo

試合中には流血シーンを作り出すなど、人の嫌がる、でもそれなりに重要な役回りを文句も言わず(かどうかは知らない)こなしてきた人ですね。新日本プロレスが彷徨っている今、おそらく半端でないストレスはこの人にかかっていたと思いますが・・・この人がどうであったかは知りませんが、プロレスラーだった人は、引退後の健康管理をきちんとしないと(運動は続ける、メシはあまり食わない)危ないですね。橋本だって引退はしていなかったですが運動せずカロリーは人の何倍も取ってしかも異常にストレスのかかる状態だったように思います。藤波には「アンタも取締役で労基法もクソもない人なのだから、『夜中も寝ないで仕事・・・』他人事のように言ってないで自身も交代で夜中働けばこうはならなかった」と言いたいところですね。