二子山親方

子供の頃一番好きな力士でした(「力士」という雰囲気ではなかったですが)。
ちょっと新聞雑誌などでは悲劇的なネタになりやすかったきらいはありますが(体が小さいとか、内臓が弱い?とか)、ご本人は意外と淡々として、でも土俵では精一杯粘る相撲。
誰でも応援したくなる、ダントツの人気力士でした。
新聞にはよく出てますが
大鵬の最後の相手が貴ノ花
貴ノ花の最後の相手が千代の富士
千代の富士の最後の相手が貴花田・・・
人気力士の最後というか引き際はかっこいいです。

しかし、二子山親方の人生の最後は本当に気の毒でした。
かつては理想の親子というか一家
→それが絵に描いたような崩壊した一家へ
そして、なんとなく誰も信じられずに亡くなられたような気がして(実際はそうでなきゃいいのですが)・・・
今の貴乃花がもう少しでいいから人間的に成長していればとも思いますが、ああいう環境ではそれも難しいのでしょうか。