障害者雇用納付金

先週の話題になってしまいますが、障害者の雇用納付金申告書を出しに行きました。
私の会社では、1.8%に届きません。不足です。納付金を納めています。
不足人数1人につき5万円/月の割合で納付します。
納付金は罰金という考え方ではなく、これを調整金
(逆に1.8%を超えている企業は1人につき2万7千円支給されます)や
報奨金・助成金といったものの原資となります。
障害者を雇い入れるには、環境整備などにお金がかかるだろう、
それの補填として実際に雇い入れてないところが負担しましょうよ、というわけです。
この制度自体は、よい制度で何の文句もありません。
ひょっとすると、もっと負担額は多くてもいいかもしれません。
仮に、時給1,000円で週30時間、の契約で雇ったとして本人の月給12万円/月、
会社負担は当然他にもいろいろあるわけで、仮に最低15万とします。
すごい失礼な比較ですが、雇わないで納付金を選択して5万。
もちろんかけがえのない労働力ですから、引き算などするのはもってのほかですが、
納付金調整金とともにもうちょっと高くてもいいかな、と何の根拠もなく思います。
ただ、あまり高いと「カネ払ってんだからいいじゃないか」みたいな考え方になりかねない。
このあたりをいろいろ考慮した上での現在の額なのでしょう、きっと。
しかし・・・
なんでもカネで解決すればいいとは思いませんし、
当然、雇い入れのための努力はすべきです。ですがしかし、
なかなかそうした努力が実を結ばない場合に、情報公開法に基づき妙な形で公表されるとか、
官公庁の入札の際にいちいち障害者状況報告書を添付するとかどうなんでしょうかね。
なんか違うと思うのは私だけでしょうか?
努力が足りないことは、反省すべき点多々あれど、「悪」みたいに扱われるのは・・・・・・